オリジナルうちわを作る前に
うちわの種類を知ろう
オリジナルうちわをつくる際にうちわの種類を知っておくと、より楽しいアイデアが浮かぶかもしれません。うちわには1本の細竹を柄の部分を残して細かく割り、放射線状に広げて紙を貼る中国月扇、木や竹で挿柄をした朝鮮団扇、樹の葉などでつくられた南方系葉扇があります。古くは日差しをさえぎるために使われたり、貴人や女性の顔を隠すために使われてきたうちわ。天皇の顔を隠したいり、食事をさましたり、宮中での火起こしにも活躍。ハエや蚊などの虫を追い払うためにも使われてきました。戦国時代には指揮用にも用いられてきました。基本的には昔から風を起こして涼むためのものだったようです。
三大有名うちわからオリジナルうちわのヒントを
日本の三大有名うちわとして、京団扇(都うちわ)、讃岐うちわ(丸亀うちわ)、房州うちわがあります。京団扇は差し柄と呼ばれる製法・地紙面ととってを別につくる手法でつくられた優美なうちわ。朝鮮うちわの流れをくみ、たくさんの竹製の細い骨によって地紙が支えられているものです。讃岐うちわは、柄と骨が一本の竹でつくられたものが多く、讃岐の特産としても有名。全国のうちわ生産量の約90%を占めています。房州うちわは、持つところが丸い竹でできているうちわのことを房州うちわと呼びます。